投扇興とすり鉢ころがし
2017年 01月 14日
いよいよ冬将軍が関西にも到来。
スタッドレスタイヤもタイヤチェーンも今は持っていないので、今晩、明朝と、車を使用できるかの心配をよそに今こちらは降雪なし。
三郷の城山台に住んでいた時は、タイヤチェーンを一つ持っていた。
私は自力でチェーンを巻いたことがある。
それも真っ暗な朝の5時に、、切羽詰まらされるとできるものだ。後にも先にもその一度きりだが。
家の前の通りを出るとそこはもう坂しかないようなところに住んでいた。早く平地に引っ越したかったころのことを思い出す。
どうぞ皆さん、この週末お気を付けてお過ごしくださいませ。
センター試験の受験生の皆さんも試練ですね。なんとか乗り越えられますようにお祈りしています。
今年に入ってのマナー講座で、投扇興なるお正月遊びを教わり、興じました。
投扇興(トウセンキョウ)、投扇(なげおおぎ)ともいい、お扇子を的をめがけて投げた結果を、得点にして競うあそびです。
投扇興セット(そこそこのお値段がしてました)がネット販売しているのを知ってまたびっくり。
さらにもしやと調べてみると、投扇興が新年の季語にもありました。


さて先日教わった作法会の投扇興は、懐紙ほどの紙を10枚二つ折りにしたものを的として、扇子を投げます。投げ終わった扇子の状態で細かく点数が決められています。またその扇子をそのままにして、その景色をも楽しむという風流なこと。
お琴の音色がほしくなるような優雅な遊びではあるけれど、そこは点数のつく勝負事。盛り上がってくるのもうなづけます。
日曜日、昨日の金曜日と人生初の投扇興を体験しました、が、両日とも私は零点。作法会の投扇興では、『零点、ゼロ点』とは言わず、『まる』と言うのだそうでこれもまた風流。『ホトトギス』と言う流派もあるそう。
さて、月1回ならっている俳句の投句の締め切りが迫っていたところにこの投扇興が季語と知り、ついつい使いたくなって作句したのがこちら。
ふるさとの座敷にぎわう投扇興
これは、夫の実家でお正月になると、親兄弟3世代が集まって興じる、『投扇興』ではなく、『すり鉢転がし』なるものを思い出し、作ってしまった一句。
大きなすり鉢の淵から十円玉を立てて中へ滑らせ、すでに中にある十円玉の上に少しでも乗っかると、その十円が自分のモノになるという、至極単純なお遊び、かわいらしい賭け事である。
食べ物を作るための道具も、お正月だから許せたのか、もちろんこの大すり鉢、年一回のためだけに買われ使われるすり鉢であるのはもちろんです。

このすり鉢ころがし、奈良生まれ奈良育ちの私は嫁に行くまで見たことも聞いたこともなかったのですが、今朝ネットで調べると、大阪の山の中の明治生まれの世代の方々の間で流行っていたそうな。
夫の実家は大阪の繁華街ですが、懐かしい光景を夫婦で思いだし大笑いしました。
はてさて、俳句の先生の添削やいかに。
カフェ、ギャラリー、文化講座、ショップのお店
Art&Culture iSalon
大和高田市高砂町4-7 中川ビル1階
営業時間:午前11時~午後6時
定休日:月、火曜日
TEL:0745-24-5158

スタッドレスタイヤもタイヤチェーンも今は持っていないので、今晩、明朝と、車を使用できるかの心配をよそに今こちらは降雪なし。
三郷の城山台に住んでいた時は、タイヤチェーンを一つ持っていた。
私は自力でチェーンを巻いたことがある。
それも真っ暗な朝の5時に、、切羽詰まらされるとできるものだ。後にも先にもその一度きりだが。
家の前の通りを出るとそこはもう坂しかないようなところに住んでいた。早く平地に引っ越したかったころのことを思い出す。
どうぞ皆さん、この週末お気を付けてお過ごしくださいませ。
センター試験の受験生の皆さんも試練ですね。なんとか乗り越えられますようにお祈りしています。
今年に入ってのマナー講座で、投扇興なるお正月遊びを教わり、興じました。
投扇興(トウセンキョウ)、投扇(なげおおぎ)ともいい、お扇子を的をめがけて投げた結果を、得点にして競うあそびです。
投扇興セット(そこそこのお値段がしてました)がネット販売しているのを知ってまたびっくり。
さらにもしやと調べてみると、投扇興が新年の季語にもありました。


お琴の音色がほしくなるような優雅な遊びではあるけれど、そこは点数のつく勝負事。盛り上がってくるのもうなづけます。
日曜日、昨日の金曜日と人生初の投扇興を体験しました、が、両日とも私は零点。作法会の投扇興では、『零点、ゼロ点』とは言わず、『まる』と言うのだそうでこれもまた風流。『ホトトギス』と言う流派もあるそう。
さて、月1回ならっている俳句の投句の締め切りが迫っていたところにこの投扇興が季語と知り、ついつい使いたくなって作句したのがこちら。
ふるさとの座敷にぎわう投扇興
これは、夫の実家でお正月になると、親兄弟3世代が集まって興じる、『投扇興』ではなく、『すり鉢転がし』なるものを思い出し、作ってしまった一句。
大きなすり鉢の淵から十円玉を立てて中へ滑らせ、すでに中にある十円玉の上に少しでも乗っかると、その十円が自分のモノになるという、至極単純なお遊び、かわいらしい賭け事である。
食べ物を作るための道具も、お正月だから許せたのか、もちろんこの大すり鉢、年一回のためだけに買われ使われるすり鉢であるのはもちろんです。

夫の実家は大阪の繁華街ですが、懐かしい光景を夫婦で思いだし大笑いしました。
はてさて、俳句の先生の添削やいかに。
カフェ、ギャラリー、文化講座、ショップのお店
Art&Culture iSalon
大和高田市高砂町4-7 中川ビル1階
営業時間:午前11時~午後6時
定休日:月、火曜日
TEL:0745-24-5158

by isalon-k | 2017-01-14 15:53